【解説】清水先生から「Facebookの投稿を場の研究所の会員のみなさんにもみていただきたいのですが…」何か方法はありませんか、と相談を受けました。
そこで、先生の文章のみ取り出して、少し書き直しをしていただいたものを場の研究所のホームページに掲載することにしました。(ところどころ、文が抜けているように感じるところは、他の方のコメントを省いているせいです。)
以下は、その文章です。
0171128 の投稿から
場の研究所へ来て、黒田亮『勘の研究』(講談社学術文庫)を眺めています。
先日、私が『續 勘の研究』について書いたことには、勘違いが含まれていて、実は剣の極意とか、(言及はしていませんが)世阿弥の芸術などは、『勘の研究』の方に書かれていますので、ご訂正をお願いします。
この本は昭和8年に出版されていますが、当時は多くの批評家から誤解されたようです。(『續 勘の研究』は昭和13年の出版です。)でも、現在でも読まれていることが、この本の本当の価値を示していると思います。こう言う本を読む人が現在でも社会にいることは、日本という国のよさですね。