場の研究所メールニュース 2019年10月号

このメールニュースはNPO法人「場の研究所」のメンバー、

「場の研究所」の関係者と名刺交換された方を対象に

送付させていただいています。

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場の研究所 定例勉強会のご案内 

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 ホームページ:http://www.banokenkyujo.org/ 

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「〈いのち〉を居場所に与贈して〈いのち〉の与贈循環を生み出そう」 

〈いのち〉とは「存在を続けようとする能動的な活き」である。 

                        (清水博) 

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■2019年10月のメールニュースをお届けいたします。 

 

◎9月は9月7日(土曜日)にシンポジウムを開催し、第3金曜日の20日に「勉強会」ではなく「哲学カフェ」を開催しました。

 

なお、シンポジウムには多くの方に参加いただき大変好評のうちに終了いたしました。ありがとうございました。

今回のニュースではシンポジウムの内容を中心にご紹介いたします。

今年のシンポジウムのテーマと目次は下記の通りでした。

 

「場のシンポジウム 2019「〈いのち〉のオアシス」

~生きにくい社会の形を底辺から変えていく~

 

【講演】 

・「〈いのち〉のオアシスとしてのソーシャル・オアシス」 

  清水博(NPO法人 場の研究所 所長) 

 

・「未来につなぐ〈いのち〉」 

~30年後、2050年 社会に向かってとりくむコミュニティでの

〈いのち〉の与贈循環~ 

  高山千弘(エーザイ株式会社 執行役員 知創部 部長) 

 

・「1階づくりはまちづくり」 

~喫茶ランドリーのつくりかた~ 

  田中元子

(株式会社グランドレベル 代表取締役社長・喫茶ランドリー  

 オーナー) 

 

・「多様性が守られる居場所」

~学校図書館がカラフルな学びの場になるために~

  松田ユリ子(神奈川県立田奈高等学校 学校司書・法政大学

兼任講師・NPO法人パノラマ理事) 

 

【講演者による対話と質疑応答】 

 「〈いのち〉のオアシスとその活きについての話し合いの場」 

参加:講演者全員(司会:こばやしつよし) 

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★このシンポジウムの内容については「場の研究所」の会員である(株)ブルームコンセプトの小山さんが、ブログにわかりやすく紹介してくださっています。

そこで、清水所長の講演の内容については、下記のURLよりご覧いただけます。

https://note.mu/bloomconcept/n/n851e60909f79?magazine_key=m12af81e7bb15

 

このまとめを、それぞれ読まれる方のそれぞれの〈いのち〉のオアシスを思いながら読んでいただけたら良いと思います。

また、その思い描く〈いのち〉のオアシスをつくっていくには、皆様自身が何ができるのか、そのような問いかけを持って頂けたら幸いです。

 

下記に内容のイントロを紹介させていただきます。ブログには写真付きで掲載されておりますので、是非ご覧ください。

 

◆講演タイトル

〈いのち〉のオアシスで起こる共創のドラマ―清水博

「〈いのち〉のオアシスとしてのソーシャル・オアシス」 

 

2019年9月7日、NPO法人場の研究所が主催する「場のシンポジウム2019」がエーザイ株式会社大ホール(東京・文京区)で開催された。今回のシンポジウムのテーマは、「『〈いのち〉のオアシス』~生きにくい社会の形を底辺から変えていく~」。 

最初の登壇者は、東大名誉教授で場の研究所所長である清水博氏。

「〈いのち〉のオアシスとしてのソーシャル・オアシス」の様子をお伝えする。

(文責:あおみゆうの/編集:小山龍介/写真:高橋昌也) 

 

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"砂漠にある「オアシス」に目を向けると、砂漠には水がないため水を求めて道を作っていく。水がある場所がオアシスになり、そこにいろんな生物が集まってくる。水がないところでは「生きている」ことだけで大変であり、「生きていく」ことができない。けれども、オアシスでは「生きていく」ことができる。

今の時代も、社会が一種の砂漠のような状態だというふうに考えてみると、いいのではないか。

 

そうしたなかで、私たちはどうやって「オアシス」を発見していくのか。そしてそこには何があるのか。私はそこに〈いのち〉があると考えている。私はそれを『〈いのち〉のオアシス』と呼んでいる。"

 

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なお、他の講演者の方々の内容は、ブルームコンセプトの小山さんの方で、ブログに追加掲載予定です。

 

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■10月のイベント:「哲学カフェ」と「勉強会」について

 

・2019年10月の「哲学カフェ」のご案内

従来通り第2水曜日の10月9日に開催。

◎日時:10月9日(水曜日)14時から17時ごろ

◎場所:場の研究所(地下会議室) 

 特定非営利活動法人 場の研究所

 住所:〒170-0004 東京都豊島区北大塚 1-24-3

 TEL:03-5980-7222

◎会費:2000円

◎参加申込方法と詳細:

下記「場の研究所の哲学カフェ」ページをご覧ください。

また、参加申込は、同ページ申込フォームよりお申込ください。

https://www.banokenkyujo.org/cafe/

 

 

・2019年10月の「勉強会」のご案内

従来通り、第3金曜日に大塚の「場の研究所」で勉強会

を開催いたします。

◎日時:2019年10月18日(金曜日)

 15時から19時30分までの予定です。

(従来通り15時からワイガヤ的に議論を進めて17時より

 勉強会を行います。)

 

◎勉強会テーマ:

仮題:「私は地球であり、地球は私である」

 

場所:特定非営利活動法人 場の研究所

住所:〒170-0004 東京都豊島区北大塚 1-24-3

Email:info@banokenkyujo.org

 

参加費:会員…5,000円 非会員…6,000円

申し込みについては、毎回予約をお願いいたします。

  (なお、飛び入りのお断りはしておりません。)

 

※注:11月のイベントは第2水曜日と、第3金曜日が同じ週になりますので「哲学カフェ」は第2金曜日の11月8日に開催予定です。

「勉強会」は予定通り11月15日です。

 

■編集後記

 今回のシンポジウムには多くの参加をいただき、お陰様で大変好評でした。開催にあたり、いろいろサポートをいただいた方々ありがとうございました。

いろいろなところで、居場所が作られてきていることが確認でき、また場の研究所の思想が少しずつ、世の中に広がっているように感じました。

これからも、哲学カフェや勉強会を通じて皆さんとさらに議論していきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

 

定非営利活動法人 場の研究所

住所:〒170-0004 東京都豊島区北大塚 1-24-3

電話・FAX:03-5980-7222

Email:info@banokenkyujo.org

ホームページ:http://www.banokenkyujo.org